top of page

海外子女の算数・数学と国語(日本語)

Happy Study Supportの学習指導は、算数・数学と国語(日本語)の2教科を基本に行っています。この2つの教科は、お子様たちがこれから学んでいく様々な学問の要となるものであり、海外在住のご家庭からも授業のご要望が多い教科です。


数学・算数は論理力を養う学問です。理系科目の要であり基礎になります。そして母語である国語(日本語)は、学ぶことための「思考力の源」です。この2教科の習得には時間がかかります、海外在住中もぜひ続けていて欲しいと思っています。



数学は積み重ね


お子様の算数・数学の学習内容のズレを是非チェックしてあげて、まずは足りていない学習を補う対策をされることをお勧めします。


算数・数学は『積み重ねの学問』です。ある分野やある部分の学習が抜けたり、理解を曖昧なままにしてしまうと、その次の過程の内容の理解することが難しくなります。ほんの少しの理解不足であっても、その後の算数・数学の勉強でずっと苦労する原因となることが多いです。算数・数学のつまづきは、つまづいた箇所を明確にして、一度戻って理解しない限りは、前には進めません。


海外在住のお子様に多いのは、海外から日本への転校のタイミングによっては、ある分野の学習がスッポリと抜けてしまっていることです。各学校や各先生によって学習の進度が異なるため、海外転校に限らず、国内における転校でもよく起きてしまうことです。


国語は思考力の源


「子どもの国語力が心配なの、、、日本語が変なんです。」


海外生活が少し長くなると、保護者様が急にお子様の日本語を心配されるようになります。日本語も国語も、自然と上達するものではありません。日本語を話せるだけでは、学習をはじめとして様々な場面で、不十分でしょう。


海外在住のお子様達の状況は、お子様の国語力が下がったというより、一般的な日本での学年相応の国語力が身についていないと言えます。日本で暮らすお子様たちは、日本の学校で国語の授業を、

小学1・2年生・・・1週間で9時間、年間で310時間

小学3・4年生・・・1週間で7時間、年間で245時間

小学5・6年生・・・1週間で5時間、年間で175時間

こなしています。これは他のどの教科よりも多い時間です。


海外に暮らすお子様は、家族の会話だけではなく、意識して日本語を身に付けていく必要があります。


正しく言葉を理解し、使うことができる力を身に付けたいですね。国語という教科だけでなく、これから学ぶどの学問の習得にも関わってきます。また思考は言葉の展開によって深めることができます。日本語の本を数多く読んでいくことはもちろん、文章を書く練習も続けることをお勧めします。「正しく理解、正しく表現する力」の育成を意識してください。


 

Happy Study Supportでは、インターネットを活用し、お子様達に本格的学習指導をお届けしています。「海外在住のお子様ためのオンライン学習サポート」と「長期入院・療養中のお子様ためのオンライン学習サポート」を主な事業としています。



bottom of page