お子様が海外現地で『日本の学習』をするための教材(本、問題集・参考書)は、渡航前に入手することをおすすめしています。そのポイントについて解説します。
渡航前に教材を用意する理由
海外では日本の書籍を常備している本屋は限られています。ネットで購入して海外に配送することも出来ますが、送料が高額な場合があります。
何よりも中身を見て、お子様にあった教材を選べるため、日本にいる間に『日本の学習』に必要な教材を準備できると安心です。
必要な教材は、主にこの3つです。
① 教科書
② ドリル(反復練習ができるもの)
③ 問題集・参考書(バランスのよい基礎力育成と実践力強化)
① 教科書について
海外現地の日本人学校では、学校で教科書を準備してもらえます。
現地校の場合(小・中学生)は、滞在中は世界各地にある大使館等の在外公館から、渡航前は教育振興財団に申請をすると無償配布されますので、各自でお手続きして入手することが出来ます。
※注意したいポイント
文部科学省から無償配布される教科書(出版社)は決まっています。教科書の出版社は複数あるので、無償配布される教科書が、帰国後に通う学校が使用している教科書と異なることがあります。
教科書が異なる場合には、教科書ごと習う順番が異なるため、学年途中での転校すると習い損ねる箇所が生じることがあります。学年途中に帰国予定のある場合は、帰国後の学校が使用している教科書を使うことをおすすめしています。
また、海外現地の日本人学校などに通われている場合には、現行の学校の課程を優先して、現地で使用している教科書で学習することになります。帰国時期になりましたら、現地の学校と帰国後の学校の学習内容をすり合わせることで対応します。
② ドリルについて
教科書と同じ出版社のドリル使うと学習しやすいです。教科書と同じように、出版社によって習う順番が異なっていること、また出版社によって、使われている用語が若干異なることがあり、この小さな違いが、お子様たちの戸惑う原因になることがあります。
③ 問題集・参考書について
「学力は、持つ本(問題集・参考書)によって決まる」といっても過言ではありません。無理がなく学力をつけるためには、お子様に合う教材選びが大切です。
※注意したいこと
◆難しすぎる問題だけで構成されているものは避ける
揺るがない学力を身に付けるには、まず基本問題を徹底することが大切です。難問だけでなく、基本からしっかりと意識され、徐々にステップアップできるように構成された問題集や参考書がおすすめです。
◆量の多すぎる問題集や参考書は避ける
きちんと1冊終えることのできるページ数のものを選ぶことおススメします。1冊を仕上げたという達成感は、お子様の自信につながります。
教材選びに困ったら
教材選びについてお困り方は、Happy Study Supportにご相談ください。教科書、ドリル、問題集、参考書や、その他の教材選びのご相談にのります。
お子様のご様子や渡航先での学習環境等をお伺いして、保護者さまとご一緒に学習の作戦を練りながら、お子様にとって良い教材選びのお手伝いをいたします。
また、Happy Study Supportは、海外在住のお子様の学習相談や渡航前の相談を承っています。お気軽にご相談ください。
~Happy Study Supportからのお知らせ~
Happy Study Supportは常に保護者様サポートも行っています。 そのため、海外での日本のお子様の学習等に関する情報や対処方法も豊富です。 もし、海外でのお子様の学習においてお困りのことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。メールにてご回答致します。
些細な事が、お子様の学力を左右することは多いですのでどうぞ聞いてください。
お子様の学習について、お問合わせはこちら
(※オンラインでの学習相談も承っています。ご希望の方は備考欄に「オンライン相談希望」とご記入ください)
また、海外赴任の準備中の方で、海外でのお子様の学習について ご質問ある方は、こちらをご覧ください。
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