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母国語の学習は、考える力の源になる


海外での生活の中では当然日本語に触れる機会は少なく、お子様たちの日々の学習はその現地の言語の習得に追われ、国語(日本語)の学習が後回しになってしまうことが多いです。

しかし、やはり母国語は考える力の源です。

お子様には、意識して国語力を身に着けてあげてほしいと強く願います。


この考える力・深い思考力の源となる国語力というのは単に「聞くこと」「話すこと」ができるだけの力では不十分です。

是非とも身に着けてほしい国語力は、「言葉を正しく理解し、正しく表現する」力です。

これは、国語という教科だけではなく、他教科や様々な分野をより深く勉強するためにも必要な力です。


そして、国語力の育成には多くの時間を必要とします。日本における義務教育においても、次のように授業時間が定められています。


日本の小学校の授業数

上記の時間数で明らかですが、どの教科よりも、国語に多くの時間をかけて教育が行われています。特に、小学校の1、2年生においては、他教科の2倍の時間が必要だとされています。(注意:学年とも毎日国語の授業がある時間数です。特に1、2年生は1日に国語が2時間ある日があるようですね)


技術としては「聞く」「話す」「読む」「書く」ですが、それに加え、様々な文章、物語等を用いて、その言葉(人)の背景(思い)を読み取るなど、より深く考える力をじっくりと時間をかけて養っていきます。


海外で暮らすお子様におかれましては、ご家庭で積極的に日本語に触れさせてあげると良いと思います。当受講生さんにも、渡航前や一時帰国の際に、日本でたくさんの本を入手することをお勧めしています。(お子様の読みたい本でいいです。とにかく日本語に触れる量を増やしてもらいます。)


そして、国語力を強化するには「文章を書く」ことも効果的です。読む相手にきちんと伝わる文を作るということは、文法も身に着けながら、適切な言葉も使えてきます。まずは「小さな文を作る」ことからで結構ですので、ご家庭で毎日「文を書く」ことをお勧めします。そして、国語力の育成は実に時間のかかる作業ですので、根気強くお子様にお付き合いしてあげてください。


そうすることで、この力は間違いなく「考える力」「深い思考力」となり、将来のお子様の学業のみならず、あらゆる面で大きく発展させてくれるものになります。



 

当サポートでは、ご希望により、国語力の強化のためにお子様に合った小論文指導を行っています。

小論文指導では、

自分の考えを文章にする➡ 添削 ➡ 授業でより深く文章を理解 ➡ 再度文章を作成

を繰り返し、正しい文章を書く力(表現力)を育成します。

さらに進むと、あるテーマについて述べる「課題型小論文」によって、テーマを正しく理解することも加わります。(この課題型小論文は、大学入試に多いです。もちろん、受講生さんの年齢・学力に合わせた内容で指導しています。)


自身の文章(言葉)を丁寧に見直し作り変えていくことは、とても時間がかかる作業ですが、これにより、ゆっくりと確実に「正しく理解、正しく表現」する力が定着されます。


Happy Study Supportでは、お子様一人ひとりに合わせて必要とする学力をつけるための個別の学習プログラムでサポートしています。ご希望の学力(こんな力をつけたい)について、是非ご相談ください。

 

Happy Study Supportでは、インターネットを活用し、お子様達に本格的学習指導をお届けしています。「海外在住のお子様ためのオンライン学習サポート」と「長期入院・療養中のお子様ためのオンライン学習サポート」を主な事業としています。




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