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2020年 夏の帰国後に日本の学校に転入する準備



Happy Study Supportは、お子様たちが帰国後に、日本の学校の授業にスムーズに対応できることに特に気を配っています。


夏は移動の時期です

海外から日本への帰国や、日本から海外赴任したりと、海外赴任のご家族にとって夏は移動の多い時期です。日本に帰国するお子様たちは、夏休み明けの2学期9月から日本の学校へ転入することが多いです。


しかし今年2020年は世界中で新型コロナウィルスの影響で、帰国も計画通りにならないとも伺っています。さらに日本国内の学校でも、臨時休校が長期に渡った影響で、学習の進度は例年と大幅にズレ、夏休みの日数も各学校によって大きく異なる状況です。


この夏に帰国をするご家族様は、本当に大変なことが多いと思います。その中でお子様が転入先の学校の学習で困らないための対処方法をご紹介します。

 

準備すると良いことは…

転入先で使用している教科書の出版社と、授業の進捗状況の情報収集です。

その情報をもとに、できるだけ早く対策をしましょう。




教科書のズレ

教科書は日本全国で同じではありません。数社の出版社があり、数種類の教科書が存在します。出版社によって編集の仕方が異なるため、習う順番が違うのです。


そのため学年途中での転校では、転校前に勉強していた教科書と、転校後の学校が使用している教科書が異なる場合は、お子様によっては、ある分野は重複して習い、ある分野は全く習わない状態になることがあります。この状態で特に困る教科は、分野のハッキリしている算数(数学)や理科です。算数(数学)は積み重ねが大事な学問であり、一部の学習が欠けると、そこがツマヅキとなり、伸び悩む原因にもなり得ます。


帰国時期に合わせて、帰国時の学年の学習を帰国後に通う学校と同じ教科書を使って始めから学習したり、帰国の時期より早めに、帰国後の学校で習う分野を先行して学習することが大切です。そうすることでお子様たちが転入後の学校の授業に取り組む準備が出来ます。


帰国後の日本の学校の授業のために、次のことをやってみてください。

  1. 転入先の学校の教科書を手に入れる。

  2. 転入先の学校に直接連絡して、各教科の授業の進捗状況を具体的に聞く。 「何ページまで進んでいるのか。」「次はどこから始めるのか。」どの学校も教えてくれるはずですので、尋ねてみてください。

  3. 海外で勉強していた教科書と、転入後の学校で使う教科書を見比べて、どの分野が抜けてしまうか確認する。

  4. 転入までに、抜けてしまう分野を学習する。


子供たちの心配ごとは学習だけじゃない

子供たちにとって、転校は勉強以外にも気を使うことがたくさんあります。


勉強や授業の面だけでも「これ知っている!」「これはもうできる!」と安心できることがあると、少しでも早く新しい学校に慣れることが出来るのではないかと思います。海外からの引っ越し作業、お子様の転校手続きをはじめ、その他にもやることが膨大で保護者様もお子様もクタクタになります。お子様の学習については、できるだけ最小限の取り組みで、効果を出すことを目指していきましょう。



Happy Study Support

お子様の学習について、何かお困りのことがありましたらどうぞご遠慮なくご相談ください。

帰国後にご相談いただくことでも結構です。


 

 

Happy Study Support では教科指導だけではなく、海外でがんばる日本のお子様の学習全般のサポートを心掛けております。帰国後もお子様たちが次の学校でがんばれるようにサポートさせていただくことが役割だと思っています。




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